公民館の紹介

竹矢地区・公民館のあゆみ

 

.25. 9  竹矢村が松江市と合併(475戸・2,650人)

27. 6  松江市役所竹矢支所内に、竹矢公民館が設置される

33. 3  竹矢中学校が第四中学校へ統合

37. 6  市役所竹矢出張所が廃止され、独立公民館となる

38. 4  竹矢幼稚園開設される

39. 5  大橋川河口に富士見町が誕生し、松江鉄工団地と東松江駅貨物基地が完成

41. 4  公民館の公立公営制度を廃止し、自主運営委託公民館となる

49. 7  矢田町に松江内陸工業団地が完工

 9  竹矢小学校開校百周年記念式典

51. 4  可燃物処理南工場稼動

竹矢公民館運営規約を制定

52. 4  松江地区環境衛生組合による川向処理場が完成

竹矢小学校が新校舎へ移転

54. 4  竹矢農業文化センターが竣工し、センター内に公民館を移転

55. 6  住宅団地青葉台が誕生

56. 4  宍道湖東部下水道浄化センター運転開始

57. 4  公民館運営の円滑化を期し、総務専門部、文化専門部、婦人部を置く

59. 1  竹矢幼稚園が新園舎に移転

59. 7  竹矢郷土史を編集するため、郷土史編集推進部を置く

60. 3  松江バイパスが暫定開通

61. 4  青少年部を置く

62. 4  松江市公民館運営規約(準則)制定により、竹矢公民館運営規約を改定竹矢公民館専門部設置要項、竹矢公民館職員に関する規定を制定保健体育部、高齢者専門部を加える

63. 4  竹矢公民館代議員設置要項を制定

干拓地に新たに意宇町が誕生

. 1. 3  大橋川5番目の橋として、中海大橋が開通

12  松江市社会教育振興協会から、優良公民館として表彰される

2. 3  竹矢郷土史(正、続)2巻が完成

 4  郷土史編集推進部を郷土史研修専門部に、保健体育部を保健体育レクリエーション専門部と改定

島根県教育委員会から優良公民館として表彰される

3. 4  竹矢公民館職員規定を一部改定

5. 4  湖東中学校の開校に伴い、校区が変更される

6. 4  専門部の見直しをし、企画広報部、文化研修部、婦人部、保健スポーツ部、福祉ボランティア部、青少年部、壮年部、高齢者部とする

8. 5  竹矢公民館職員規定の一部改正専門部に、ふるさと研修部、幼年部を置く

9. 4  公民館に保健福祉推進職員が配置される

松江市南消防署が完成

10. 3  松江市公民館職員任用規定の制定松江市公民館職員に関する規定(準則)の改正松江市公民館財務に関する規定(準則)の一部改正3専門部の見直しをする総務部、文化研修部、女性部、高齢者部、成人部、幼年部、青少年部とする

11  竹矢地区福祉交流会館が竣工

11. 1  調理室の全面改修公民館下水道工事完了

スポーツ少年団30周年記念式典

13. 1  松江市合併50周年記念式典

 3  松江バイパス開通

高齢者等交流会館(よらこい)竣工式

14. 1  新松江市公民館職員任用規定の施行

 6  竹矢公民館創立50周年記念式典

 9  川向リサイクルプラザ竣工

10  優良公民館として文部科学大臣表彰を受ける

15. 4  松江市公民館職員に関する規程(準則)の一部改定

16. 3  総合型スポーツクラブ設立

17. 3  合併による新松江市誕生(3/31

10  公民館ブロック名が松南ブロックに変わり、八雲公民館が加入

18. 4  各ブロックに地域活動コーディネーターが配置

旧松江市公民館協議会が解散し、新「市公協」が誕生

18. 9  中・四国公民館研究集会が松江市で開催

19. 3  ブロック別市民学習発表会(1)を八雲で開催

19. 4 放課後子どもプランモデル地区指定

19. 8  ちくや子ども広場運営委員会設立

19.10 ちくや子ども広場開設

203 竹矢地区自主団体連絡協議会設立

22. 4  小中一貫教育への取り組みスタート

23. 4  嘱託職員の正規職員化 主任1名 主事2

24. 4  公民館専門部の見直し、総務部、幼年活動部、少年活動部、女性活動部、高齢者活動部、健康まちづくり部、福祉まちづくり部、歴史まちづくり部、ふるさとづくり部とする

 


1.竹矢地区の概要

 

() 竹矢地区は、松江市の南東に位置し、北部は大橋側を隔てて朝酌と対し、東部は中海に面し、南部は東出雲町、西部は大庭地区、津田地区と接している。

地区の大部分は、大橋川と意宇川にはさまれた下流域にあり、東西5キロ、南北2キロの長方形に近い地域である。面積は6.95平方キロで、地区内は竹矢町・八幡町・馬潟町・矢田町・青葉台・富士見町・意宇町から成り立っている。

() 古代出雲の中心地として栄えたところであり、各所に往時の面影を残している。

西暦5世紀後半に造られたといわれる矢田の石屋古墳ほか、井ノ奥、手間、山宮、馬潟にかけての古墳の数々をはじめ、奈良天平の昔に建立された出雲国分寺の遺跡などがある。

出雲八幡総社の平浜八幡宮、長寿の神様として祀られている武内神社、仏閣としては臨済宗安国寺、真言宗迎接寺などの名利があり、多くの人の信仰を集めている。

() 昭和初期までは純農村地帯であったが、戦後の改革や復興により、農村の近代化が進み、耕地の基盤整備や農業の機械化が普及していった。

昭和63年、中海の一部干陸化によって造成された耕地、意宇川沿岸67.4ヘクタールが、地区住民の総意により意宇町として地区に編入された。

一方、国道9号線、同バイパス等の道路整備にともない、地区内の活性化と工場や事業所の団地化が図られた。矢田内陸団地、馬潟鉄工団地等の開発は、地区の産業に変化をもたらした。

平成13324日に、山陰道松江道路が開通した。

() 矢田の内陸工業団地には、松江南消防署や可燃物処理南工場があり、川向には、し尿処理場や県の宍道湖東部下水道浄化センターがある。これらは松江市の地域安全、環境浄化に大きく貢献しているが、近年産業廃棄物の処理問題が地域の大きな課題ともなっている。

() 竹矢村と松江市の合併時(昭和25)には、世帯数475戸、人口2,650人であったが、平成253月末日現在2,671世帯、人口6,392(男性3,153人・女性3,239)の住人が居住している。

老齢人口の割合は、平成254月現在松江市が24.93%、竹矢地区では26.63%となっており、年々この高齢化率は高くなってきている。

介護保険制度の実施とともに、さまざまの福祉介護施設が近辺に設置されるようになった。

その他、地区内には、保育園(3)、幼稚園(1)、小学校(1)、公民館(1)、駐在所、郵便局、JA、銀行などがある。

 

 

2.公民館運営の基本方針

 

  住民の活動センターとしての機能を構築し、『明るく 住みたい まちづくり』を目指し、地域課題解決のための、住民の学習活動支援や、コーディネートに努める。

    『縁から 援へ そして円へ』

 

(1)公民館の役割の再認識と活動へのコーディネート

       〝出あい〟 〝学びあい〟 〝結びあい〟

・移動公民館による地域課題の掘り起し

(2)子育て支援活動の推進

・乳幼児学級・親子読書

(3)子どもの健全育成

    ・放課後子どもプランへの対応と支援

    ・小中一貫教育への地域支援(交流)

(4)地区青壮年団体、サークルの連携と強調

   ・若い世代の地域参加促進

(5)地域福祉活動の推進

    ・健康で暮らせるまちづくり事業(健康まつえ21

       検診受診率の向上 体力増進 食生活改善

    ・各町内要援護支援会議の設置立ち上げと運営

(6)安全・安心のまちづくり

・防災拠点としての機能構築(災害に強いまちづくり)

・災害時要援護者支援体制の確立と更新

・子どもの見守り

(7)地域を誇りに思う活動の展開

・地域の歴史を知り未来へつなぐ

・地区内イベントの活性化

(8)地区内各種団体との連携と協調

    ・竹矢地区自主団体連絡協議会と地域活動の連携

(9)松南ブロック(津田、古志原、大庭、八雲、竹矢、東出雲)交流事業の推進と融合一体化

    ・ブロック内住民交流