最近の活動
郷土史の魅力、次世代へ。 「ふるさと宍道を歩く」出版記念講演会を開催しました。
2025年10月15日
宍道公民館運営協議会の委員であり、宍道地域で歴史案内人として活動している五百川秀男さん(来待地区在住)の著書『ふるさと宍道を歩く~伝えておきたい歴史と文化~』の出版記念講演会を10月11日、宍道公民館で開催しました。地域住民や歴史愛好家ら多数が参加し、郷土の歴史に熱心に耳を傾けました。
五百川さんは、長年、宍道町教育委員会で社会教育・文化財を担当し、埋蔵文化財調査や重要文化財「木幡家住宅」の保存修理に従事。宍道蒐古館館長などを歴任した郷土史の第一人者です。退職後も公民館事業部の一員として「歴史教室」、「歴史ウォーキング」を主宰し、宍道歴史案内人としても活動しています。
講演では、書籍を製作する過程での裏話や宍道地域内でどんな歴史が流れ、どんな文化が伝承されているのかを解説。地域に眠るお宝を次世代へつなぐことの重要性を熱く語られました。
参加者からは、「長年住んでいる場所の歴史に感動した」「改めてふるさとを歩き、歴史を再発見してみたい」といった声が聞かれ、郷土の歴史への関心を深める一日となりました。