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地域の安心のために健康維持と安全運転の研修会を開催しました。
2024年11月28日
11月23日、「地域で考える健康維持と安全運転」と題した研修会を開催しました。
高齢化率37.84%と、県や市平均を上回る高齢化率が進む宍道地区において、自家用車での移動が不可欠な住民にとって、安全運転のための健康維持や運転の継続・終了に関する問題は、喫緊の課題となっています。
今回の研修会では、松江市国民健康保険来待診療所の山田顕士所長による健康維持に関する講話や、交通安全アドバイザーによる認知機能診断に関する講話が行われました。
特に、認知機能診断については、参加者から「自分の運転に自信がなくなったので、一度受けてみたい」といった声が聞かれました。
また、松江警察署来待駐在所の横木雄太巡査部長からは、特殊詐欺の現状と対策について説明がありました。高齢者をターゲットとした巧妙な手口が紹介され、参加者は改めて注意を呼びかけられました。
研修会後には、運動機能チェックが行われ、参加者は自身の身体能力を確認する機会となりました。
宍道公民館では、今後も地域住民の健康増進と安全な生活の実現に向けて、様々な取り組みを行っていく予定です。
高齢化が進む地域において、今回の研修会は、運転者だけでなく、家族や地域全体で高齢者の安全運転について考えるきっかけとなりました。