12月3日（金）に菅浦ふれあい会館にて、美保関公民館出前講座　片江地区（片江・菅浦・笹子）有害鳥獣被害対策勉強会を行ないました。

 

今回この事業を計画したきっかけは、美保関地区社協が町内の困りごとを把握するため令和元年2月に実施したアンケートの結果、困りごと上位5つの中に「イノシシ」があったことです。

実際に地域の方からイノシシによる畑や車の被害等を耳にすることも増え、松江市産業経済部農林基盤整備課にご協力いただき実施しました。

 

講師は、松江市鳥獣被害対策実施隊　鳥獣被害対策コーディネーターをされている、合同会社弐百円　佐藤朋也さん、森脇香奈江さんです。

合同会社弐百円では、有害鳥獣の被害対策だけでなく捕獲したイノシシをなるべく埋設処理せず食肉加工などで活かすことに取り組まれています。

 

講座では、鳥獣の見分け方やイノシシの生態・対策について資料や動画を用いてわかりやすく説明してくださいました。

 

 

講座の後は、各地区に分かれて地区の課題や個人・地域でできることなどを話し合いました。

 

 

 

有害鳥獣の捕獲など現場を経験している方のお話は今まで聞く機会もなかったため、初めて知ることも多く有意義な勉強会となりました。

 

この会をきっかけに地域が一体となって鳥獣被害に負けない美保関町を目指し取り組み、公民館としてもできることに協力できればと思います。

 

ご参加いただいた皆様、講師の佐藤さんと森脇さん、ご協力いただいた行政の方々ありがとうございました。