最近の活動

あそび塾で三瓶に行きました

2021年2月18日

 2月14日(日)、好天でこの時季にしては気温高め。春を思わせるような天候の中、公民館専門部の「あそび塾(小学校4年生から6年生の児童を対象とした活動)」で三瓶に出かけてきました。

 

 本来は、雪遊びということで予定していたもので、最近は三瓶山東の原に行って雪の中で自由に遊ぶということをしていました。今回もその予定でバスの予約など準備していたところです。1月には3年ぶりの大雪で、市内にも雪が降り積もり、雪かきに追われる日々もありました。そうしたこともあって、予定通りに雪遊びができると思っていましたが、立春以降、雪が降り積もるようなこともなく、気温も上昇傾向。県のホームページの道路情報(カメラによるもの)で三瓶山周辺道路の状況を確認すると、雪は道路わきに少し見えるだけという感じです。

 そこで、前日の13日(土)に、現地まで行き状況を確認。54号線経由で行く途中、掛合町あたりから道路わきに雪があるものの、山には雪がなく、不安になってきました。そして、三瓶山に到着し目の前に広がる景色は、草原ですね。雪はありません・・・正直な気持ち、まいったなあどうしようかなと、そして、子どもたちに申し訳ないなあと。

 

 早速、スタッフと電話、ショートメールで相談(lineは利用していないので)。計画中の「東の原での自由遊び」は、午後から予定していた三瓶青少年交流の家での活動を午前中からに変更又はサヒメルに行くということで再構築してみることに。午後の「スポーツ雪合戦」は、雪が少ない場合には屋内で行うようにしていたこともあり、そのままということにしました。参加する子どもたちへの説明は、明日朝になるけど・・・

 三瓶青少年交流の家に連絡し、午前からの活動の可否について問合せしたところ、屋外であれば可能とのこと。他の団体も日程変更して活動しているとのことで、その参考例から「ネイチャートレーニング」を予定に入れておきました。後は明日の朝次第です。

 

 14日朝。参加する子どもたちに説明。ここのところとても天気が良くて、三瓶山の雪がない状態になったので予定を変更すること。そして、東の原には行かず三瓶青少年交流の家に行って活動することを話しました。「えー」という声が聞こえるかと思っていましたが、予測していたのか、そんなに批判的な声は聞こえてきません。バスが来ているので乗りましょうと言ったら、参加者全員バスへ。バスに乗った後も、アイススケートのときと同様に、車内での楽しそうな話声が聞こえてきました。勝手な受け止め方かもしれませんが、活動できるということで了解してくれたのかな・・・この予定の中で楽しんでもらうようにしようということに。

 

 三瓶青少年交流の家に到着すると、早速職員の方の説明、注意事項を聞き、ネイチャートレーニング開始です。4つの班に分かれて1時間程度の活動。歩きながら、コース途上にある質問への回答を考え、回答用紙に記入していきます。全部で30問。三瓶山に関連する自然や動物に関する質問です。班員みんなで話し合い、リーダーを中心に進みます。最初はぎごちなかったのですが、だんだんとみんなで回答を考え進んでいくようになり、答え合わせでは、自分たちの答えが正解だとわかると歓声が上がっていました…あまり大きな声ではなく。

 昼食後、屋内でスポーツ雪合戦です。スポンジのようなボールを使用しての競技です。職員の方にルールなど説明してもらい、早速2つに組み分けして開始。やってみながらルールを確認し、やり方がわかっていく感じ。そのうち、組ごとに作戦会議も始まりました。3回程度したら組み換え。1時間もしたら満足してくれるかなと思ったら、まだやりたいとの声が。最後はスタッフとも対戦したいと。ケガしないようにと思いつつ、子どもたちと対戦しました。但し、人数的に相当不利なところがあるので、5年生とスタッフで組み、4年生と6年生が組んでスタッフ組と対戦することに。まだやりたいという感じの中、そろそろ終了しないと、公民館での保護者の方のお迎えの時間もあり、記念写真を撮り今回の「雪遊び~三瓶での雪に関連した遊び~」活動は終わりです。少なくともスポーツ雪合戦は楽しんでくれたように思います。皆さん、ごめんなさい。

   

 

 今回の活動については、予定を大きく変更するということになり、反省しています。

 もともとは1月下旬に1泊2日で予定していたのですが、新型コロナウイルス感染対応で、新規感染者が多い中でどうなのかとの意見。島根県は対象ではないものの緊急事態宣言が出され、県内でも新規感染者が断続的に出ているという状況下、日程、内容を変更して2月14日にしていました。「1月だったら雪あったね。」とのスタッフの声もありました。ですが、1月中に開催するというのは・・・できないように思います。

 

 いろいろなご意見もあると思います。公民館に戻り、迎えに来られた保護者の皆さんに、計画変更のお詫びをし、終了しました。「今回のは、三瓶山で楽しく遊ぶということ。」という声が救いですね。