お知らせ

へるぷ城北の休止のお知らせ

2023年5月6日

 平成27年度、城北地区内での共助の仕組みづくりとして、草取りや買い物支援など地区住民の困りごとへの支援を行うため、地区内有志で「へるぷ城北」が立ち上げられ支援事業がスタートしました。具体的には、草取りや買い物などで困っている方がコーディネーターを務めておられる方に連絡、作業依頼をすると、コーディネーターが有償ボランティアの方に連絡調整し、その方たちが草取りなどを行うというものです。(有償ボランティアの登録数が多い「おたがいさま」という団体にお願いして対応する場合、その団体が発行する領収書などを確認したうえで、その経費の一部を助成しています。その確認事務と助成金支払いもコーディネーターが行います。)

 これまでの間、一定程度の利用実績もあり、これからも継続させたいという考えもある一方で、コーディネーターの方の負担が大きく、また有償ボランティアの方の確保も難しくなってきていました。そのため、第6次地域福祉活動計画(令和6年から5年間の計画で、令和5年度中に策定予定)をつくる中で、その在り方について検討し、よりよいものにしていこうと関係者間で話し合っていたところです。

 

 こうした中、都合によりコーディネーターが不在となる事態に。(今まで本業が非常勤であったので、空き時間を利用してコーディネーター役を務めることができていたのですが、フルタイムになるとのこと。)正直なところ、一定程度の利用実績もある状況でのことで、すごく困ってしまいましたが、コーディネーターをやっていただいていた方にとってはいい話なので、やむを得ず私の方で預かり、関係者と対応を協議しました。

 その結果、今すぐに適任者を確保するのは難しいこと(昨年度、公民館活動や松江市からの委託・助成事業などを行っていただいている方の多くで交代・後任者就任要請があり、この時点で新たに探すのは難しい状況です。)、また、前述した通り第6次地域福祉活動計画をつくる協議会の中で、これに関する協議も行うこととし、その結果で最終結論を出すまでの間、「休止する」こととなりました。利用者の皆さんには大変申し訳ありませんが、ご了承ください。なお、困りごとの相談があれば、助成金対応ができませんが、「おたがいさま」に対応をお願いしたいと思います。

 

 ところで、私は公民館長になってから6年目の年を迎えました。これまでの最大の課題は、コロナ禍への対応で感染対策をしっかりして、皆さんの声を聴きながら今できることで、公民館として期待されることをやっていこうということです。それが、昨年度あたりから人材の確保もその一つになってきています。公民館事業を担っていただく専門部の方や連携している団体の方、また市内全域で行っていることで市から推薦するよう求められている方の多くの方がボランティアで、その一部が有償ボランティアです。話が長くなるので詳細には記載しませんが、昨年度中、約30名の方の退任又は退任希望があり、その後継者探しに四苦八苦しました。残念ながら、そのうち交通指導員など2名が不補充(これとは別に、後任者が見つかるまでの間、留任していただくようお願いしている方が4名おられます。)となっています。そうした中での出来事で、後任の確保がより難しい状況になっています。何とか早い時期に確保したいと思い、いろいろな方にも相談しているところです。