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忌部のいいとこ発見! vol.24
2020年11月11日
松江市の水がめのひとつ “千本ダム” があります。
千本ダムは、大正3年11月に着工し、大正7年3月に完成した山陰で初めての
水道専用ダムです。
堰堤は、重厚な雄姿を備えた御影石造りで総貯水量は378,919㎥で、副堤防
外側には石造りの4連アーチの管理橋があります。
平成15年には、日本土木学会選奨土木遺産に指定され、平成20年には「有形文化財」
に登録されました。
春の風景(ダムの周囲には多くの桜が植えられ毎年きれいに咲き誇ります)
夏の風景
4連アーチの管理橋
松江市民の大切な水がめである素晴らしい景観を後世に残すべく、現在、堤体の
耐震化(補強)工事が行われています。
併せて周辺の遊歩道も整備され、近くから堰堤を歩きながら眺められるようです。