最近の活動

第2回 文化講座「こころ ゆたかに」開催しました!

2021年9月9日

9月8日(水)第2回文化講座を開催しました。講師に浄土真宗本願寺派布教使 目次知浄(めつぎ ちじょう)さんにお越しいただき「こころ ゆたかに」と題してお話していただきました。

IMG_6618.JPG 

話の中で「恕(じょ)という言葉を覚えてほしいと言われました。思いやりの心を持ち続けることが、支え合って生きていく中で大切であると、自分がしてほしくないことは、人にもしてはならないという意味だそうです。また、「無量寿」という言葉も教えていただきました。他人のために限りなく働き続ける純粋な命の姿が、亡くなってからも人柄としてみなさんの心の中に残ると言われました。

IMG_6623.JPG  

また、自身が書かれた絵を使って、「2頭の馬がどうしたら餌が食べられるようになるでしょう。」と子どもたちに質問すると、低学年と高学年では答え方が違うことなどのお話をお聞きしました。

    

 

IMG_6628.JPG

 

IMG_6631.JPG 

人間の一生について、線路に見立てて話をしていただきました。

胎内期→乳児期(0歳から1歳)→幼児期(1歳から6歳)→学童期(7歳から12歳)→少年期(13歳から18歳)→青年期(18歳から20歳)→成年期(20歳から30歳)→壮年期(30歳から60歳)→老年期~(60歳から100歳)終着→神仏の世界へかえる 

人間は、肉体はなくなっても人柄が残ります。亡くなってからも、あの方には良くしてもらったと言われるように過ごしましょうと言われました。

IMG_6632.JPG 

最後に36あるリクエストミニ講話から、参加者からのリクエストで「女へん」について、女の一生を漢字で書くと 女(生誕)→妹→娘→婚→嫁→妊→婦→姑→婆になるというお話を聞きました。  

 

IMG_6634.JPG 

「 畢竟依(ひつきょうえ)」

意味は、これさえあれば自分は生きていけるというものを持ちましょう。これが、生きる力になるということを言われました。参加者のみなさんは、今日の演題のように「こころゆたかに」生きる思いを抱いて帰られたことでしょう。