１月２３日(水）津田公民館で「第３回歴史講座」を開催しました。

講師に松江歴史館専門官の宍道正年氏をお迎えして「松江藩松平家のお殿様～初代直政から第６代宗衍まで～」と題して講演をしていただきました。

宍道氏が書かれた本を見ながら、まず松江城草創期の城主、堀尾家と京極家について歴史年表や家系図で説明をされ、また又六さんが松江城と城下町を建設する時に堀尾氏の手伝いをした

功績から、参勤交代でお殿様が松江に入られる時、お出迎えができる特別な権利〔御目見え〕が与えられた話などわかりやすくお話していただきました。

休憩をはさんで、松江藩の発展と安定を担った松平家の殿様のうち、松平直政から６代宗衍までの殿様の人物と治績についてお話していただきました。

特に６代宗衍について、金融政策はうまくいかなかったが、産業政策では新しい産業を興し、木綿やたばこ、櫨蝋、薬用人参など、のちの松江藩の財政を支えることにつながった話や当時の場所などを聞くことができました。

宍道氏は、松江城や城下町の松江などのテーマで小学生にもわかりやすい本を出版しておられますが、今年新たに第６弾の本を発刊されるそうです。

また、次回も新しい本のテーマで講師をお願いしたいと思います。