３月に入り、少し暖かくてテレビの天気予報によると、３月下旬頃の気温とのこと。それでも朝夕は風が冷たくて、春はまだかなという感じです。

　一昨年４月末にみしまや北堀店が閉店したことへの対応策の一つとして移動販売をしてもらっています。昨年３月１２日から計４回、試験的に実施してもらった後、その結果等を踏まえて事業者の方と協議しました。その結果、５月連休明け、新型コロナウイルス感染症への対応もあって連休明けから本格的に実施する運びとなりました。試験的な実施からまもなく１年となります。事業者の方との協議の中での話では、他地区での移動販売は、一か所のところにずうっと滞在するのではなく、販売場所一か所当たりの滞在時間は短かく移動しながら行っているとのこと。必要なものを揃えて必要とされる方のところへ行くという形を採用しているとのことです。城北のように、公民館という地区内の特定のところ一か所での販売は、最近ではやっていないとのことでした。

　地域の皆さんからの声、歩いて買い物に行き欲しいものを選びたいという声。健康のために歩いて行きたい。これを実現するために各方面の方と相談し、閉店から１０か月以上経過して、やっと移動販売実施となりました。本格実施してから、利用者数が１０人以上となる日もありました。しかしながら、秋から冬へ外では厳しい季節。ここのところ利用者数が一桁となっている感じです。事務室から見ていても、いくら買い物支援とは言え続けられるのか不安になり、私も可能な限り購入するようになりました。あくまで買い物支援の継続のためです。

　そうした状況の中、事業者の方からの申入れがあり、関係町内会の代表者との協議の場を設けました。事業者の方からは、現状のまま続けることが困難な状況にあること、また、固定客の方への対応もあり移動しながら販売する方法へ変更したいとのことです。季節的要因があることや新型コロナウイルス感染症対応での外出自粛もあると思うものの、あまり無理なことも言えないのかなという雰囲気でした。結果的に、３月末をもって、現在のやり方を終了し、要望を聞いて届けるという方法に変更されることとなりました。誠に残念です。こういうこととなり、自分は何をしていたのだろうかなどと思うことも。

　とりあえず、移動販売実施に至るときの関係者の皆さんに報告しました。ご尽力いただいた皆さんには大変申し訳ありません。「最近の様子を見ていて、やむを得ない。」「どうするか、検討しましょう。」などなど…振り出しかなあ。来年度の計画をつくっているところですが、大きな課題が一つ増えました。皆さんのお知恵をお借りしたいと思います。よろしくお願いします。