9月29日（金）津田公民館で第2回文化講座

「海外生活から学んだ日本と世界の落差」～爆弾と銃弾の間隙をすり抜けた体験を通して～　

山﨑　滋氏に講演していただきました。

エジプトとペルーで日本人学校の教師として海外生活を経験され、観光客をラクダに乗せて

ピラミッドを案内する子どもたち、交差点が赤信号になると車の窓ガラスを拭こうとするス

トリートチルドレンに生きるたくましさを感じたそうです。

 

山﨑氏は、20年ほど前にペルー日本大使公邸で開催された天皇誕生日のパーティーで

爆弾テロに遭い600人余りがテロリストの人質になった現場におられました。

主犯は3人で、あと13人は訓練を受けた中・高校生位の子どもたちだったそうです。

人質になっている間、夜中に突然の銃声が響き、あくる日の朝、高さ２ｍくらいの壁に

くっきりと弾痕があるのを見た時には、死も覚悟する状態になったそうです。

 

 

1週間後に解放され、自由の素晴らしさを認識されたお話などを聞き、参加者の方も

日本がいかに安全な国であるか、あらためて感じることができました。