10月22日（水）さんあい健康教室を開催しました。

今回のテーマは「年齢に負けない！誤嚥を予防し嚥下機能を守る嚥下体操」です。

松江市立病院　摂食嚥下障害認定看護師の原田久美子氏にお話しと体操の指導をしていただきました。

 

「食べる・飲み込む」の一連の流れのどこかに不具合が生じると、うまく食べたり、飲み込んだりできず、誤嚥や窒息の危険へとつながります。

加齢が「食べる・飲み込む」に及ぼす影響やなぜ、誤嚥を予防しないといけないのか？それを予防するための体操の効果、具体的な方法についてわかりやすく説明していたたきました。

高齢者が誤嚥性肺炎になりやすいのは飲み込む力が弱まったり、口腔内における細菌の増加、気管やのどに詰まったものを吐き出す力の低下などがあげられます。

 

そこで、有効なのが嚥下体操です。

唇、顎、頬、舌、のどを積極的に動かし、これらの器官の運動能力や筋力アップが嚥下機能低下を予防、改善ができ、誤嚥を予防することができます。

深呼吸や首、肩のストレッチ、お口の体操など実際に食べる前の準備体操を教えていただきました。さあ、みなさんご一緒にどうぞ。

 

嚥下は、私たちが生きていく上で欠かせない、重要な機能です。いつまでも美味しく食べ続けるために毎日すこしずつ嚥下体操を行い、誤嚥を予防していきましょう。

最後に活発な質疑応答があり、本日の健康教室を終えました。

 

 

次回の健康教室

〇日　時　　12月18日（木）14：00～

〇場　所　　乃木公民館　大会議室

〇内　容　　栄養講座「バランス御膳で食べよう　～明日からできる美味しく簡単な野菜の食べよう」

　　　　　　ミールキット（レシピと材料のセット）のプレゼントがあります。

〇講　師　　松江市管理栄養士　井上佳奈　氏

〇定　員　　40名（先着順）

〇申込み　　12月12日（金）までに乃木公民館（TEL21-4931）へお申し込みください。