10月29日(水)、朝酌地域人権教育推進協議会と川津地域人権・同和教育推進協議会の合同で、

交流視察研修会を開催しました。

 

この研修会はここ数年、年に1回開催しており、今年度の視察先は福山市人権平和資料館と

福山城博物館です。

 

まずは、福山市人権平和資料館。

この資料館の特徴は「人権」と「平和」を一緒に扱っているところで、こういった資料館は

全国にわずかだそうで、「人権を尊重することが世界平和の基礎」という考えに基づいています。

 

〇戦後80年特別企画「収蔵品」展

戦後80年を迎え、福山空襲からも80年経過した今、市民の方々より寄贈された平和に関する

貴重な資料などの展示を見学しました。

 

〇常設展示［人権部門］

”部落の歴史と解放のあゆみ”として、「水平社宣言」などの歴史から現代社会に生まれた新しい

人権課題への取組みについて、職員の方より丁寧な説明を受けながら、パネル展示を見学しました。

 

 

〇常設展示［平和部門］

”福山空襲の実相と戦時下のくらし”として、戦争の悲惨さ、そして平和の尊さを改めて感じ取る

ことができました。

数々の戦禍を経験した福山市民の想いが受け継がれ、今でも市民ぐるみで平和を求めた活動を

継続しておられるという熱い想いも伺うことができました。

 

 

午後からは、福山城博物館。

日本でいちばん駅から近いお城として有名な福山城。

 

ボランティアガイドさんより、北側天守閣が総鉄板張りという全国唯一の特徴をもつ福山城の

様々な歴史を説明いただき、それぞれ天守閣へ登りました。

 

お天気にも恵まれ、学習・見学、そして参加者同士の交流と心を動かされる出来事がたくさんの

有意義な研修会となりました。

視察先の皆さん、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました(*‘∀‘)