最近の活動
最新救急医療体制 視察研修
2021年12月8日
12月3日(金)福祉関係者が合同で「最新救急医療体制」を学ぼうと島根大学医学部附属病院高度外傷センター(出雲)へ出かけました。
当日は地区社会福祉協議会役員・福祉推進員、民生児童委員協議会など関係者18名が参加しました。
はじめに当センターの室野井先生に施設を案内していただき、日本で8番目!国立大学初の「Hybrid ER」を見学しました。
この「Hybrid ER」は2017年8月に竣工したそうです。
現場医師と院内スタッフとのリアルタイムな情報共有!
ドクターカーの中も最新鋭の機器がズラリ!
今までなかった移動式ストレッチャー架台も配備されています。(左右どちら側からも治療が可能に)
松江に戻り、松江市北消防署北部分署で視察研修を行いました。初めに救命救急士の方から救急車が来るまでの「救命処置」の重要性を教わりました。
松江全域の消防署の出動状況が一目で分かるモニター。分署に入電される出動要請のテスト放送も聞かせてもらいました。
消防車の装備、機材についても詳しく教えていただきました。(機材も一つひとつが大変重たく、それを持って現場で活動される隊員さん方の大変さが分かりました…)
高規格救急車。救命救急士による高度な救急医療に対応できる最新の救急医療機器が装備されていました。
最後に北部分署で勤務されている女性消防士の方と意見交換をさせていただきました。「今、自分のできることを精一杯やる」「女性だからこそ出来る対応がある」など力強い言葉が聞けました!
今回の研修を通して、あらためて救急医療や救命処置の重要性、また、そこで働く方々のご苦労を再確認でき、大変実り多い視察研修となりました。