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歴史探訪「出雲大社の裏側を見よう!」

2021年10月28日

10月21日(木)第2回歴史探訪で出雲大社へ出かけました。当日は18名の参加があり、秋晴れのもと出雲大社の境内をじっくり説明を聞きながら歩きました。

 

大社1

今回は「出雲大社の裏側?」 お参りした時に何気なく見ていた鳥居や建物に意外な歴史や秘密があることが分かりました。講師は第1回に引き続き元 歴史館専門官 宍道正年先生にお越しいただき説明をしていただきました。

 

大社2

出雲大社への移動の途中、荒神谷遺跡で発見された大量の銅剣を忠実に再現されたレプリカを見せていただきました。(出雲市鳶巣コミュニティセンター協力)

 

大社3

拝殿前にある鳥居(銅鳥居)の柱に素戔嗚尊(スサノオノミコト)が祀られていたことが分かる跡が記されていました。

 

大社4

御本殿の前には、その昔「大神殿」を支えていたという大柱の後があり、いかに大きく高さのある建物だったのかがうかがい知れます…

 

大社5

御本殿の作りが他の神社の社殿とどう違うのか説明していただきました。

 

大社6

御本殿の裏側にひっそりと建てられていたのが素鵞社。素戔嗚尊(スサノオノミコト)が祀られています。出雲大社のご祭神が大国主命(オオクニヌシノミコト)ではなく素戔嗚尊(スサノオノミコト)だった時代もあったことが分かりました。

 

大社7

北島国造家の東側に鎮座する「命主社」。物事の出来始めを司る3柱の神、造形三神の1柱として『古事記』に登場します。

 

大社8

「命主社」の前にある樹齢推定1,000年と言われる御神木(ムクノキノ)。真正面から見ると全身にエネルギーを授かるような大木でした。圧巻!

何気なくお参りしていた「出雲大社」でしたが、今回の歴史探訪で教えていただいたことを次、来た時に思い浮かべながら歩くとまた違った出雲大社の楽しみ方が見つかるかもしれませんね!