最近の活動

安来市加納美術館へ人権学習に行ってきました

2014年11月12日

11月12日(水)秋鹿地区の活動する市民グループハトの会は、総勢20人で安来市加納美術館へ人権学習に行ってきました。 なぜ美術館で人権学習?と思われる方もいらっしゃると思います。この加納美術館は館長の加納佳代子氏の父上でいらっしゃる画家加納莞蕾の作品(油彩・墨彩・書)と郷土出身作家の彫刻、さらには縁のあった岡山県の備前焼、日本画(小野竹喬・池田遙邨)、茶の湯の名碗などが収蔵されているれっきとした美術館なのですが、実は、加納莞蕾は戦後、フィリピン戦犯釈放運動にすべてを傾注し、知人の戦犯助命嘆願から発して恒久平和実現に尽力した人物であったのです。このため、館内には莞蕾がフィリピン大統領ビディオ・キリノ宛に送った嘆願書などが展示してありますが、その上に、館長の加納佳代子氏から1時間にも及ぶ丁寧な説明をしていただき、会員全員大変感銘を受けました。

非常に有意義な1日となりました。

   美術館の前で館長さんを囲んで記念撮影

IMG_6019.jpg