津田公民館学級のひとつ「ＤＬクラブ」の9月例会として、「雲南市への学びの旅」を実施しました。

 

今回訪問したのは、●尾原ダム　●田舎料理かやぶき　●奥出雲多根自然博物館　です。

 

始めに訪問したのは、尾原ダムです。

尾原ダムは、私たちの住む松江市にもとても関わりの深いダムで、近年増えている大雨時の洪水防止や、水道水を供給する役目などを担っています。

職員の方からダムの役割のほか、島根県東部における治水対策などを分かり易く説明していただきました。

 

 

説明の後には、ダムの内部を見学させていただきました。

ダムの最上部から中に入り、エレベーターを使って60ｍ下まで降りた先には、暗くひんやりとした通路が続いていました。

ダムの中は、一年を通して20℃前後だそうです。

　　　

 

大きなポンプも見せていただきました。ポンプの操作は基本コンピューター制御ですが、いざという時に備えて手動のハンドルもついています。

この部屋では、水が流れる大きな音がごうごうと響いていました。

 

外に出て、真下から眺めるダムは圧巻でした。人がとても小さく見えます。

 

 

次に訪れたのは、田舎料理かやぶきです。

雲南市日登地区の皆さんが運営されているレストランで、旬の野菜や地元の乳製品などを使った料理を堪能しました。

桜ごはんやカッテージチーズを使った和え物、フキの砂糖漬けなど、たくさんの品数を用意していただき、口に運ぶたびに驚きと感動がありました。

学級生の皆さんもお店の方にたくさん質問されながら、食事を堪能されている様子でした。

　　

 

 

最後に訪ねたのは、奥出雲多根自然博物館です。

大きな恐竜の骨が玄関でお出迎えしてくれるこの博物館は、恐竜や魚類などの古代生物の化石や、鉱物、貝殻などが数多く展示してあります。

　　　　

珍しい展示品の数々を、皆さんそれぞれの視点から、ゆっくり丁寧に鑑賞しておられました。

 

たくさんの施設を訪問し、あっという間の一日でした。

バスでの移動中にも、馬がのんびりしているのが見えたり、栗の木や紅葉の兆しを見つけたりしておられた方もおられました。

今回の「学びの旅」で、学級生同士で経験を分かち合いながら、楽しく学んでいただけましたら幸いです。

 

公民館学級「ＤＬクラブ」は、年間を通じて学級生を募集しています。ご興味ございましたらお気軽に公民館までご連絡ください。