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食の探訪 モーツァルトのイチゴの栽培についてお話を聞きました。

2021年3月17日

3月16日(水)のつ農園 野津喜洋さんにモーツァルトのイチゴ栽培について講演していただきました。

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いちごは、りんご・なし・さくらんぼ・もも・あんず・ラズベリーなどと同じバラ科になるそうです。

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のつ農園のこだわりは、一つに土づくりの徹底と山からの湧き水を使用していることと農薬・化学肥料をできるだけ使わないようにしていることだそうです。土は、泥が非常に柔らかく1mの棒を差すと全部埋まるくらいの柔らかさだそうです。

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そして、二つ目にはモーツァルトを聞かせて育てているそうです。モーツァルトの曲は、高い音の曲が多く、モーツァルトを聞かせて育てるとストレスのない、いちごの生育に良い効果が表れたそうです。 

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いちごの苗を植えてからは水やり、葉かき、防虫をこまめにすることや開花後には、マルチングで保温・保湿管理する事、受粉はミツバチの放飼いで行い、いちごの実を大きくさせるために摘花(摘果)することのお話を聞きました。参加者の中には、家庭菜園でいちごを作っている方もおられ、熱心に質問されていました。

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のつ農園で作られた福富いちご(紅ほっぺ)です。とてもつやがあり、甘みもありとても美味しいいちごでした。

令和2年の12月に「福富アダージョベリー」としてブランド化された大きないちごは、贈答用専門で高価ですが、リピーターもあるそうです。松江から世界へ「福富アダージョベリー」の名前が広がっていくように願っています。