12月9日（木）さんあい健康教室で「コロナ禍における生活困窮の現状について」講演会を開催しました。

講師に松江市社会福祉協議会生活支援課長で松江市くらし相談支援センター長でもある金森志野氏、相談員の八木倫洋さん、広野歩さんをお迎えし、お話をしていただきました。

松江市くらし相談支援センターには新型コロナウイルスの影響で経済的に困窮された方の相談が相次いでいます。

コロナショックは私たちの生活に大きなダメージを与え、長引く経済不況に苦しむ人が増えています。

そのような方たちの相談を通じて見えてきた私たちを取り巻く状況についてお聞きすることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

当日は約45人の参加者が熱心に聞き入っていました。

コロナ禍で表出した問題は決して自己責任ではなく、だれにでも起こりうる問題です。

相談支援の現場からコロナ禍における生活困窮の実態のお話をお聞きし、地域の皆さんでできることを考えてみるきっかけになればと思います。

後日生活支援課の職員さんから乃木公民館へ電話がありました。

この講演会に参加していただいた方から10キロのお米が届いたそうです。

誰もが困ったときに「困ってます」と言える　誰もが困ったときに手を差し伸べられる社会になるといいですね。

早速行動を起こしていただきました方に感謝申し上げます。