10月29日、八束地域人権教育推進協議会と八束地区社会福祉協議会の主催で「笑う門にはいい介護」

と題して、元吉本興業の芸人で現在介護福祉士として活動している中村学さんを講師に講演会を開催

しました。

中村さんは、吉本興業の芸人として活動していましたが、27歳の時に母親が脳梗塞となり、母親を介

護するため芸人を辞め、島根県に帰ってきました。

その後、介護地獄の中、デイサービスでの母親の笑顔から「介護は人を笑顔にする仕事」と気づき介

護業界に転身。現在では、講演活動や執筆など多方面で活躍されています。

講演会に参加された方々からは、「本当に良いお話でした。もっとたくさんの人に聞いてほしかった。」

「実体験を通して介護の真骨頂を学ばせていただいた。『介護とは親が命懸けでする最後の子育て』と

いう言葉が印象に残った。」「介護は大変だけど介護する人の心と気持ちを変えることが大切と知るこ

とができて良かった。」などの感想が聞かれ、介護とは何かを改めて考える講演会となりました。