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第10回美保基地に係る意見交換会が開催されました。

2016年9月28日

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9月26日(月)、八束支所において日本の南西地域の防衛体制を強化するためにアメリカ・ボーイング社製の新型の空中給油・輸送機「KC-46A」を、美保基地(鳥取県境港市)へ平成32年度以降に配備することについての地元説明会:美保基地に係る意見交換会が開催され、八束地区自治会連合会の会長・副会長・理事の18名が出席し説明を受けました。

この意見交換会は、C-1輸送機からC-2輸送機への機種変更にあたり松江市へ「意見交換の実施」、「補助事業の実施」、「環境整備法9条(特定防衛施設関連市町村)の指定」を国に対して要望してほしいという意見書を出したことから平成24年度から始まり今回で10回目となりました。

会では、主催者側の中国四国防衛局より新型空中給油・輸送機「KC-46A」は、現在八束地区上空を訓練で通過しているC1輸送機に比べ機体は大きくなるが騒音は小さいことなどを説明。その後、地元役員からは、「機体が大きくなる分、圧迫感を感じる。」「事故になった時が心配。」「防衛体制を強化すると言っても逆に敵国の標的にされるのでは。」という意見が出ました。

美保基地では、今後新型の空中給油・輸送機「KC-46A」以外にも今年度中に現在運用中のC1輸送機が廃止され、平成30年度までにC1輸送機の後継機となるC2輸送機が8機配備。平成29年度を目途に陸自輸送ヘリコプターCH-47が4機配備される予定となっています。