最近の活動

津田地区社協合同研修会「体操と介護補助」を行いました。

2017年8月30日

平成29年8月29日(火)、特別養護老人ホーム「津田の里」の職員による

「介護予防体操と介護補助のワンポイント」研修会を実施しました。

民生児童委員、福祉推進員、地区社協理事・委員を対象にし、44名の参加がありました。

 

津田の里では、経営理念の中に「地域とともに」とかかげており、地域貢献を積極的に行いたいということ

で今回の研修の講師を快く引き受けてくださいました。

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体操は、松江広域介護予防体操「8・6体操」を教えていただきました。

座ってする簡単な動きですが、きつい動きもあり、使っていない筋肉が動いているなと実感できました。

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続いて、介護技術について基本的なことを教えていただきました。

介助の前には、何をするか伝えることで、お年寄りも安心し準備をすることができるということで、

最初に声がけをすることが大事だと教わりました。

 

移乗介助です。

 

寝ている場合は、体を3等分に考えて徐々に動かし、かかとがベットの端にくるよう斜めになってもらいます。

どちらかにマヒがある場合は、そちらのひざに自分のひざをつけて、倒れないようにして起こすと安定するそうです。

 

実際に体験してもらいました。

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丸首シャツを着る介助も教えていただき、何組か体験もしました。

 

マヒがある場合、「着患脱健」(マヒのある側から着て、マヒのない方から脱ぐ)が基本だそうです。

 

介助する時、できることはお年寄り自身に行ってもらい、できない部分を介助することが大事だそうです。

 

その他、おむつ交換、便利な福祉用具のパッドなど紹介していただきました。

 

最後に、誤飲を予防するためにはどうすればよいか質問がでて、

施設で食べる前に行っているマッサージを教えていただきました。

耳の後ろからあごにかけて両方から指で押すことで、つばが出てきて食事もおいしく食べられるということです。

また、「ぱ・た・か・ら」と大きな口で発声すると口の筋肉を鍛えることができるということでした。

 

今回、講師をお願いした「津田の里」では、地域連携会議を毎月行い、地域の方や市社協を交えながら

地域のニーズ・課題を話し合っておられます。

今後も地区社協と協力連携していきましょうとお話し、研修会を終えました。