12月3日（日）乃木地区防災訓練を行いました。

この訓練は、災害時に地区の被災状況を把握し、松江市と連携しながら、被災者の救助等に対応できるよう、乃木地区防災本部が主催となって実施しました。

今回は、松江市内で震度５弱の地震が発生したとの想定で、地区災害対策本部の設置・運営訓練、防災研修を行いました。

 

地区災害対策本部の運営訓練では、各自治会からの被災状況の報告を受けつつ、松江市との連携を確認しました。

 

防災研修では、はじめに松江市防災危機管理課より地震への備えについてご講義いただきました。

 

講義後は乃木小体育館に移動し、2班に分かれて、「避難所開設訓練」と「車いす取り扱い訓練」を行いました。

こちらは段ボールベッドの設営です。

大小さまざまの段ボールを組み立てていきます。

 

 

ベッド完成です。こちらのベッドは、耐荷重量150kgだそうです。

ただ、実際には一般の避難者が使うことはよほど長期にならなければないようです。あくまで、起き上がることが難しい避難者用です。

 

仕切りもつけました。

 

災害時用のトイレも組み立てました。

 

体育館の片方では、ニチイケアセンターさんを講師に、車いすの取り扱い訓練が同時進行で行われました。

 

段差のあるところなどは、乗っている方は思ったより怖かったようです。

押す人との信頼関係が大事になってきます。

 

 

約２時間半ほどの訓練でしたが、地区災害対策本部と松江市、各自治会との連携を確認できた良い訓練となりました。