最近の活動
忌部地区社会福祉協議会研修会 「家族の絆」と「20年間の闘病生活」開催
2024年3月18日
3月17日、忌部地区社会福祉協議会では、隠岐の島町で介護施設「宅老所くすもと」を運営しておられる
安部才朗さんを招いて、「家族の絆」と「20年間の闘病生活」の講演をしていただきました。
安部才朗さんは、隠岐の島町出身でサラリーマン生活10年の後、千葉県我孫子市で認知症となった実母と
妻明子さんの母を自宅に引き取り、二人の母を介護されました。
2005年、隠岐の島町にUターンし、介護施設「宅老所くすもと」を開設されました。
実母がなくなり、義母を介護するさなか、自身も大腸がん、肝臓がんに襲われ、闘病生活を妻明子さんと
3人の子供たちの力で乗り越えられました。
3人の子供たちが介護施設を手伝ったり、3世代の家族の絆で人生を支えられたという貴重な体験談を披
露していただきました。
最近では家庭では核家族化が進み、地域では人のつながりが薄れる社会にあって、家族のきずなや人のつ
ながりの大切さを改めて考える機会となりました。