カタクリ登山（船通山・亀石コース）に21名が参加しました。

今年度最初の山は「船通山」（奥出雲・1142ｍ）。天気にも恵まれた絶好の登山日和で、カタクリの花を求めて、200人以上が山頂の群生地を目指しました。

参加者は40歳台半ば～80歳台と幅広いものの、全員がアクシデントもなく完歩しました。多くの登山者の中には、毎年この時期に登山する「出雲市や日南町の幼稚園児」もいて、その歓声に元気をもらいました。

例年４月下旬から５月上旬に見頃となる「カタクリの花」ですが、今年は10日前ごろが満開のピークだったようです。山頂直下の樹林帯には可憐な花が残っていました。種が落ちて７年後に花開く貴重なカタクリですが、「５、６０年前にはオヒタシにして食べていた」という話を東北出身のお方に聞いたこともあります。

3班に分かれたパーティー名には登山道で見かける「ハナイカダ」「ハシリドコロ」「ネコツメソウ」をつけました。花に興味のある人、ない人の混在した、このパーティーは列が長～くなりました。花を見たことが無いの？・・・と感じるほどの植物学者もいましたが、おかげで森林浴を満喫でき、年齢に会った登山を楽しみました。