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ほっき福祉ネットワーク「聴覚障がいのきこえと支援について」研修会

2021年12月10日

12月10日(金)ほっき福祉ネットワーク会議終了後、「聴覚障がいのきこえと支援について」の研修会を開催しました。

研修会には、ほっき福祉ネットワークメンバー以外に、法吉地区民生児童委員協議会・法吉地区福祉推進員会から自治会毎に1名ずつ参加しました。

講師は、社会福祉法人みずうみ 公益事業部 副部長 相談支援事業所 山の花 所長 木谷様と副所長 若槻様をお迎えし研修会をスタートしました。

 

疑似体験をしました✧ 

はじめに、聞こえない気持ちの体験という事で、聴覚障がい者の方の気持ちを知るために、1グループ4名が9グループに分かれて、テーマについてそれぞれ体験しました。

 2名の方が雑音が流れる(携帯ラジオが流れる)ヘッドホンを装着し、聞こえない方の気持ちになっていただきました。

 残りの2名の方はマスクをしながら、ヘッドホンを装着した方を「聞こえない方という事を意識せず」に、音声言語だけで話しました✧

 

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次は、

配慮や伝える工夫の気持ちの体験✧ 伝える側の工夫の体験をしました✧

ヘッドホンを装着していない方は、マスクを外しフェースシールドを付け口元を見えるようにして、ヘッドホンを装着している方に工夫をしながら伝わるように話す体験をしました。

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疑似体験終了後、グループで体験の感想を話し合いました✧

口の動きやゆっくり話してあげたり、ジェスチャーを入れることで、聞こえない方に伝わりやすかったようです。

また聞こえない方の体験をして、周りが何を話している分からず辛い気持ちになったという意見もありました。

今回の体験で、聞こえることの大切さやありがたさを再認識させていただきました✧

 

実際に聴覚障がい者の 島根県立松江ろう学校 福島朗博 校長先生の貴重な講演をDVDで視聴させていただきしました✧

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DVDの視聴の中で簡単な「あいさつ」を福島校長先生と一緒に手話をしました✧

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盛りだくさんの内容の中、今まで気付かなかった聴覚障がい者の方の気持ちをみなさんが体験して知ることができた有意義な研修会でした。