最近の活動
平成30年度 島根県総合防災訓練
11月25日(日)法吉小学校体育館に於いて”島根県総合防災訓練”が開催されました。
毎年、「法吉地区防災訓練」をこの時期に開催していましたが、今年度は島根県、松江市、法吉地区合同の防災訓練となりました。
松浦市長の挨拶の後、屋内訓練が始まりました。地区外からも多くの方が視察に来られていました。
すでに、法吉地区災害対策本部は立ち上がり被害状況の確認や地区住民への避難広報の準備が進められました。
一次避難所から続々避難者が小学校体育館へ避難して来られました。
避難者は”災害・避難カード”を持って避難し自治会別の回収箱に入れ、そのカードの情報をパソコンに入力し避難者情報の取りまとめを行いました。
避難者の中から”避難所運営委員”6名が選ばれ、この方々の指示にしたがい作業を進めました。(屋内訓練は発災4日目の設定で行われた)
避難者は大きく5つのグループ分けられ、各グループに避難所運営委員1名が付き、初めにシート敷きを全員で行いました。
次に、間仕切りの作業を行いました。
簡易ベットの作成
第2部では松江保健所、健康推進課、松江警察署、ボランティアセンターから避難所生活での注意点などを学びました。
第3部では体育館周辺にブースが設けられ、各ブースで説明を受けました。これは避難所に設置される仮設トイレの見本です、
NTTドコモのブース 災害時に役立つグッズなどの紹介がありました。
実際に県外の避難所で使用された足湯も体験しました。
松江市水道局のブース 災害時に出動する給水車について説明を受けました。
自衛隊の皆さんによる炊き出しの準備(カレー、ご飯)炊き出し車の様子も見学させていただきました。
消防署のブース 災害支援車の中を見学させていただきました。
ブースの見学が終わると体育館に入り、グループごとに”段ボール椅子”の製作をしました。
屋内訓練が終了すると、溝口知事よりご挨拶をいただきました。
訓練終了後、自衛隊、LPガス協会からカレーや豚汁の炊き出しを準備していただきました。
今回の合同防災訓練では、今までの地区防災訓練では体験出来ない事がたくさんありました。避難所での過ごし方や運営の難しさを、あらためて知ることとなりました。参加者からは「避難所を開設するのにこんなに多くの方々の助けがあることがわかった」、「避難する時に何が必要か、行ってからどうなるのか、様子が分かって良かった」などの声がありました。これからも”災害に強いまち法吉”をスローガンに防災への取り組みを一層強化したいと考えています。参加していただいた住民の皆さん、開催までの準備等お世話になった島根県、松江市の職員の皆さん本当にお疲れ様でした。