最近の活動

法吉地区防災訓練

2016年11月15日

11月13日(日)法吉地区防災訓練を開催しました。

今年度の訓練は、4月に熊本地震が発生したこともあり、松江市北部を震源とする震度7の地震が発生したという想定で行いました。

 

毎年継続して行っている訓練として、

・地区災害対策本部の設置・運営訓練

・災害時要配慮者への安否確認

・屋外スピーカーによる情報伝達訓練

・公民館への避難訓練

・炊き出し訓練

を今年も行いました。

 

地区災害対策本部の運営訓練

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避難者が続々と公民館に避難してきます。

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同時進行で、調理室では炊き出し訓練を行っています。

ベテラン主婦のみなさんにより、手際よくおにぎりが作られていきます。

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全地区避難を終えたら、会場内訓練に移ります。

会場内訓練は、講演会や危険個所マップ作りなど毎年内容を変えて行っており、今年は「HUG」といわれる避難所運営ゲームに取り組んでいただきました。

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「HUG」とは、参加者が避難所を運営する立場になり、避難してくる避難者の部屋割りや、更衣室の設置、食料の受け入れなど様々な出来事にどう対応していくかを疑似体験するゲームです。

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今回のゲームでは、公民館の研修室を避難所に設定して避難者を配置していきました。

避難者の中には、障がいのある方や赤ちゃん、高齢者、外国人など様々な事情を抱える方も含まれており、部屋割りに頭を悩ませながら配置していきました。

 

「犬がおるぞ」

「犬は外、外!」
「同じ町内の人が近くのほうがいいんじゃない?」

「外国の人はどーするだ?」

 

出来上がった配置図はコチラ↓

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2つともきれいに通路が確保されており、バランスの良い配置になっています。

初めての経験なのにとても上手にできていて主催者側は感心しきりでした。

 

今回この避難所運営ゲームは初めての試みで、どうなるものか不安もありましたが、参加者のみなさんに非常に熱心に取り組んでいただき、改めて法吉地区住民の防災・減災意識の高さを感じました。

ご指導、ご協力いただいた松江市、北消防署の職員のみなさんありがとうございました。

これからも継続してこういった訓練を行っていきますので、地域を挙げて災害に強い法吉のまちづくりにご協力をお願いいたします。