最近の活動
法吉地区防災訓練
11月15日(日)法吉地区防災訓練を行いました。
この訓練は、法吉地区災害対策本部の主催で毎年行っているもので、今年度は「ゲリラ豪雨による災害」の想定で、地区住民や関係機関約250人の参加がありました。
午前8時ゲリラ豪雨による災害発生により法吉地区災害対策本部設置を決定。8時30分設置完了。
地区災害対策本部の運営訓練では、地区内の被害状況が次々と入ってくる中、本部長を中心に協議しながら対応していきました。
様々に変化していく状況に対して、松江市との連絡のやり取りや消防団への出動依頼、屋外スピーカーによる地区内への情報伝達など、実際の災害時さながらに本部構成員がそれぞれの役割を果たしていきました。
これと同時進行で、各自治会では「災害時要援護者の安否確認・避難誘導訓練」「屋外スピーカーによる情報伝達訓練」「一時避難場所への集合訓練」「避難所(公民館)までの誘導訓練」を行っています。
避難者が続々と公民館に集まってきます。
会場内訓練は防災講演会。会場は避難者の皆さんで超満員になりました。
最初の講演は陸上自衛隊出雲駐屯地 渡邊2等陸佐によるお話を聴きました。
渡邊陸佐からは、昨年8月に発生した広島市豪雨災害に、災害派遣隊長として参加された体験をもとにご講演いただきました。
平素から自分の住む土地をよく把握し、自分の身は自分で守ることの大切さを改めて感じました。
その間調理室では炊き出し訓練の真っ最中。
おにぎりと漬け物だけですが、250人分となると結構大変です。
松江市河川課より法吉地区の治水対策についてもお話を伺いました。
松江北消防署よりご講評をいただいて、今年の訓練も無事終了。
ご参加・ご協力いただいたみなさんありがとうございました。
災害はいつ起こるかわかりません。定期的な訓練を通して地域の絆づくり、災害につよいまちづくりを進めていきたいと思います。