法吉公民館成人部主催の歴史講座を８月５日に開催しました。

４０名を超える参加者のもと、講師に松江歴史館専門官の宍道正年氏を迎えて、「法吉は尼子氏と毛利氏攻防の舞台」～白鹿城と真山城をめぐって～と題し、法吉地区にあった２つの山城をめぐる尼子氏と毛利氏の争いについてお話をうかがいました。

 

 

白鹿城（しらがじょう）は現在の法吉町にある白鹿山（しらがやま）にあった城で、「尼子十旗」の筆頭で松田氏が城主となっていました。

尼子氏の本拠である月山富田城への補給路となる日本海側の押さえとして大変重要な役割を担ったお城だったようです。

 

 

講座の半ばでは、昭和６２年度の法吉小学校卒業記念として宍道先生も製作に携わった「戦国法吉合戦物語」を上映しました。

 

 

 

 

戦国当時の尼子氏と毛利氏の合戦の模様がよく伝わる内容の映像でした。

それにしてもこの子達（といっても現在は４０才くらいになってるはず・・・）の演技力は素晴らしかったです＼(^o^)／

 

 

お話の最後は尼子氏の再興を図る山中鹿介の真山城（しんやまじょう）での奮闘から敗北までをわかりやすく説明していただきました。

暑い中熱心に話を聴いていただいた参加者の皆さんありがとうございました。

１０月３０日には白鹿山に登って、実際に城跡を見ながら再び宍道先生に解説していただきます。みなさんお楽しみに)^o^(