最近の活動

「障がいのある人を理解する」研修会を開催しました。

2022年2月10日

 

2月7日、「障がいのある人を理解する」研修会を東出雲地区社会福祉協議会と東出雲地域人権教育推進協議会の共催で開催しました。

講師に相談支援事業所「しののめ」の植田康弘所長をお招きししました。

 

長年福祉の現場に携わっておられ、相談支援専門員としても身近な相談窓口として活動されておられます。

障がい者は施設の入所が当たり前だった時代から、地域で暮らしていける時代へ。

ケアホーム(少人数で暮らす)の立ち上げもされておられます。

 

講演を聞いて、県内では14人に1人が障がい者ということや、問題行動を起こす場合もあるが、

丁寧に教えてあげたり、体験をすると徐々になれてくることもあるということを学びました。

 

障がい者は”自分で考えてやることは難しいが、言われたことは真面目にこなし体力もある”特性があります。

「地域共生社会」の視点で、障がい者のある人は助けてもらうだけではなく、

後継者不足・人出不足の伝統芸能や農業・漁業、花壇の整備、消毒作業など地域の「大切な戦力」となりえます。

住民一人ひとりが障がいのあるなしにかかわらず、生きがいを持って誰もが暮らしやすい社会を目指すことを、参加者で共有しました。