最近の活動

「朝日地区防災訓練」を行いました

2014年11月10日

11月8日に「朝日地区防災訓練」を行いました。

今回の訓練は震度5弱を想定した訓練で、1自動参集 2災害伝達訓練 3炊き出し訓練 4給水訓練 を行いました。

朝9時に地震が起きたとのことで、松江市の参集職員、対策本部役員、各町内会・自治会会長が公民館に集まり「朝日地区災害対策本部」を立ち上げました。

その後、朝日地区防災連絡員から各地域の被害状況などの報告を受けて、住民避難が始まりました。避難完了後、2班に分かれて炊き出し訓練と給水訓練を行いました。

炊き出し訓練では、ハイゼックスという方法でご飯を炊きました。このハイゼックスは、強化ポリエチレンの袋に洗米と水を入れて30分ほどゆでればおいしいご飯ができあがるというものです。災害時には、食器や箸を使わなくても食べられること、持ち運びがしやすいなどの利点があるそうです。

給水訓練では、中央小学校の校庭に埋まっている給水タンクの説明などを受けた後に、給水車から水を汲む訓練をしました。松江市の給水車は、実際に東日本大震災で宮城県に行って給水活動を行ったそうです。

今回は配布された給水バックに水を入れました。この給水バックは6リットルの水を入れることができ、そのバックを背負うことができるそうです。災害時には、背負うことで両手が使えるということと手で持つよりも楽に運べるという利点があるそうです。

最後に炊き出し訓練で炊いたご飯にレトルトカレーをかけて試食し、訓練を終了しました。

今回の訓練訓練では、83名の地域の方々の参加があり、朝日地区でも防災に対する意識が高まってきているように感じました。災害はいつ起こるかわかりません。毎年訓練を行い、そして訓練に参加することで、いざという時に命を守る行動が素早くできるよう備えておかなければならないと思いました。